フォトボランティアジャパン基金の主旨

六ツ切プリント作品で国際貢献を!
世界の片隅で、今にも消えてしまうかも知れない小さな夢や命を救うことはできないでしょうか。
ひとりではなかなか実現できにくいことを、多くの写真家の協力を得て、
その思いを六ツ切プリント作品に込め、国際貢献の現場に役たてたいと考えています。
作品即売により得た収益金を、「フォトボランティアジャパン基金」にプールし、
世界の恵まれない子供達の教育や医療の為に貢献している草の根的に活動している団体に寄贈しています。

沿革

前身 

日本写真家協会(JPS)の会員有志が集まって1989年に発足したプロ写真家集団ハチク会は、「インテリアとしての写真」をモットーに、手軽な価格で玄関やトイレに気軽に飾れる写真販売を普及させる意味で、展覧会を開催してきました。
そして、写真家が社会貢献する方法として、一番いい方法は写真の即売方式によるチャリティー展を開催することであると思い、長年継続してきました。その収益金で実現した初めての大きな成果はカンボジアのプレイベン州の学校へ校舎一棟を寄贈したことです。その開校式に代表メンバーが現地に訪問し、子供達の喜ぶ姿とその校舎には「ハチクスクール」と命名されたプレートが掲げられていたことに感動しました。
1990年から写真家集団ハチク会が過去6回、チャリティーを目的にオリジナルプリントを即売する展覧会を開催し、その収益金を湾岸戦争難民救済金、奥尻島地震災害救済金、阪神大震災救済金、カンボジアの学校校舎1棟寄贈などに活用してきました。

第1回写真家達によるチャリティー展開催

そして1997年12月に、ハチク会メンバーだけでなく、より多くのプロ写真家にも参加してもらおうと呼びかけ、全国から217名のプロ写真家が参加し「第1回写真家達によるチャリティー展」を開催。その収益金を「難民を助ける会」に寄贈することができました。
その後、毎年、富士フイルム株式会社のご協力により、富士フォトサロンにて開催することができ、2010年で14回目を数えています。